【新唐人日本2011年1月11日付ニュース】間もなくやって来る春節を祝うため、中国では、これから帰省ラッシュに入ります。1月9日からは、帰省のための鉄道の前売り券の発売が始まりました。異常な混雑振りをご覧ください。
これは9日、浙江省寧波市の臨時切符売り場です。春節を家族と祝うため、出稼ぎに来ていた中国人は一斉に帰省します。そのため、切符の購入はきわめて大変です。しかも今、中国では大雪の地方もあり、リスクを考えて、早めに帰省する人が増えています。
切符が手に入りにくいうえ、大変混雑するため、ゆとりのある市民は飛行機を好みます。
NYタイムズ・カメラマン 杜斌さん
「私は飛行機を選ぶつもりです。何といっても、列車は異常な混雑で、耐えられません。トイレすら行けません毎年こうです」
これほど苦労しても、やはり鉄道を選ぶ市民は少なくありません。
深センで働く 何さん
「切符が少なすぎます。昨年、買えたものの、苦労しました」
深センで働く 朱さん
「面倒です。1週間電話しても、通じません。寝台席は絶対無理です。よい時間帯も売り切れで、夜中出発か、夜中到着の切符しか買えません」
広東省広州と四川省成都の一部の駅では、切符購入の際の、実名申告制度が試行されています。今年は、その範囲が広がる予定です。
新唐人テレビがお伝えしました。
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